詩にいたる何か
たるんとしたその重みは欲望への供物
ひらかれた峡谷に彷徨いこむアナコンダを
キリキリとしめ上げてやりたい
おまえのアナコンダは小さく悲鳴を上げ
びちちびちち と、のたうちまわり
白いげろにまみれながらちぢんでゆくのさ
精気を吸って太くなったわたしのふとももは
ただ、ぶよぶよと揺れるようにわらっている