わたしは土中の雌ミミズ
義母のやつが鎌を振るったせいで
わたしの口は切り飛ばされた
わたしの口は太陽にかみついて
そのまま世界は終わった
太陽のかけらを拾い集めるために調査隊が派遣される
その前の晩、調査員のへそにもぐりこんでやった
おろかな彼は遠征中に妊娠し、
尻から巨大な雄ミミズをひねり産みおとした
わたしはそのミミズを丸呑みして
天にのぼって太陽になった
それが今の世界である
ここには
未完の
未然の
無目的な
詩が置かれている
明日の快楽と享楽のために
わたしは土中の雌ミミズ
義母のやつが鎌を振るったせいで
わたしの口は切り飛ばされた
わたしの口は太陽にかみついて
そのまま世界は終わった
太陽のかけらを拾い集めるために調査隊が派遣される
その前の晩、調査員のへそにもぐりこんでやった
おろかな彼は遠征中に妊娠し、
尻から巨大な雄ミミズをひねり産みおとした
わたしはそのミミズを丸呑みして
天にのぼって太陽になった
それが今の世界である